CAW's Game Review

ここではバーチャロン以外のゲームについて、感想などを書いていくつもりです
ネタバレ情報を含みますのでご注意ください。

ちっとも更新が進みませんが、おもしろくなかったゲームの感想なんか書いてもしかたないし。*の杜みたいな紹介の仕方は鼻持ちならないだけだし・・・
ということで、ここで取り上げるのは、私にとって特別なソフトだけです。


99.04.12

タイトル

Um Jammer Lammy

機種 Play Station
メーカー SONY Computer Entertainment
ゲームの内容 パラッパ〜の続編。

画面に表示されるガイドに従い、リズムにあわせてボタンを押すと、ゲーム中のキャラクタがギターを弾くというゲーム。

ストーリー:
心にギターを、火を消し、空を飛び、地獄をくぐってライブ演奏をするというような内容(謎)

プレイ時間 約15時間。1人クリアとCPUウラミー強力クリアまで。
終わったと思ったら、その先がまだまだだったことが判明。がんばります(笑)

感想 なんか同じようなゲームばっかりここに載せてる。これじゃまるで私が偏っているみたいじゃないか・・・・・
あ、私はバス×××ーブは嫌いです。センスが嫌い。

で、このゲームのすごいところは、何といってもキャラクターの動きにある。曲にあわせて実に生き生きと動くキャラクター。これほど良く動くゲームはたぶん他にないと思う。世にあふれるポリゴンゲームは反省して下さい(笑)。

曲も良い。耳に残る。仕事中に聞こえてきて困る。英語だから口ずさんだりはできませんが。

ゲームを楽しむというよりは、良くできたMusic Videoと思った方が良いかも。

ゲーム名がパラッパ2とかじゃなくて良かったとは思うが、なんかあんまり好きになれない。
私の評価 センスのある曲と絵とキャラの動きが気に入れる人専用。
でもまあギターを弾きたいならSTOLEN SONGをお勧めします。


98.07.22

タイトル

STOLEN SONG

機種 Play Station
メーカー SONY Computer Entertainment
ゲームの内容 ギターのピックを模した入力装置を使ってギターを弾くゲーム。画面に簡易表示されるタイミングに合わせてピックで何か(ラケットとか)を弾くと、振動を拾って音を鳴らすというシステム。音階は自動で、人間が入力するのはタイミングだけだが、ギターを弾いている感覚を味わうことができる。

ストーリーは、誘拐された布袋寅泰を、ギターを弾いて助け(どうやって!?)、布袋のコンサートでギターを弾いちゃうというような内容(本当か?)

純粋にギターを弾くだけの練習画面や、2人同時に(一人はドラム担当)演奏して競いあうモードもある。
プレイ時間 約20時間。クリアまで。当分練習モードで遊べそう。
感想 昔、ギターを弾きたいと思ってずいぶんとやってみたが、結局私には不器用さと音痴さとで弾けないということを思い知らされた。以来、やっとギターを弾くという夢がかなった、というのはちょっとおおげさだが、はっきり言ってこのゲームは楽しい。ギターを弾く楽しさを疑似体験できる。
そうかー、ギターが弾けるって、こんなに楽しいことだったのかー。

音楽がゲームになることを証明してみせたのはパラッパラッパーだと思うので、言ってみればこれもそういうジャンルに属するのかもしれないが、楽器にターゲットを合わせたところが新しい。変で新しいゲームはいつもプレステから出るのだ。

人間がすることは、画面に表示されたタイミングに合わせてピックを動かすだけなのだが、これが思ったよりリアルにギターの感触を表現できている。ストーリーは選択肢も分岐もなく、冷静に考えれば非常に陳腐な内容だし、ただムービーを流しているだけなのだが、それにもかかわらず、ゲーム中は感情移入度ばっちり。このゲームをするまで布袋なんか嫌い(というか眼中になかった)が、ゲームをやっていると、何だかとんでもない名曲のように聞こえてくるから不思議だ。CDまで買いにいってしまった。

ところでさんざん誉めたが、ゲームのプログラミング的には最低。リズム表示はいいかげんでいつ弾くのかよくわからないし、ユーザーインタフェースはわかりづらいし、遅いし、飛ぶし、ピックの性能が悪くてうまく入力するにはコツが必要だし。 まるで粗削りでオリジナルな洋ゲーみたいだ。ギターを弾く疑似体験の面白さ、この1点につきる。

ところでプロトスのラッシュは厳しかったです。(そりゃStarcraftの話か)
私の評価 買うなら、PCを持っていれば、そのうち出る(出たのか?)windows版を買ってみてほしい。インターネットを通して何かコンテストみたいなことをやるそうだ。「困った人だなあ。別の曲にしたら?」とか言われちゃうんだろうか。楽しみ。

98.05.18

タイトル

鉄拳3

機種 Play Station
メーカー ナムコ
ゲームの内容 ポリゴン2(3とは言えないよね?)次元格闘。いわゆるスト2からの流れを汲む正統派ケルナグールゲーム。もはや説明不要のPSのゲームの花形。PSの対戦格闘はこれで決まり。鉄拳1→2→3とキャラと技の自然な拡張を行って練られてきており、高い完成度は他を完全に引き離している。鉄拳さえあれば、PSには他の対戦格闘ゲームは全部不要(比べてはかわいそうというものである)。他のメーカーは違うジャンルで頑張って下さい。
プレイ時間 買ってからずいぶんたっているけれど、約100時間。全キャラ、全エンディングデモ、知っている全隠しモード(キャラの服装等)を使用可能。やり込む時期は過ぎてしまったけど、腕が落ちないよう、たまにやる程度
感想 上級者がどうなのかはよくわからないけれど、「下手だけど好き」程度の格闘ゲームファンの私としては、鉄拳の楽しみは何よりキャラへの感情移入度をあげたい。感情移入度という点においては、バーチャファイターを越えていると思う。戦っている時、私はレイ・ウーロンを操縦しているのではなく、私がレイ・ウーロンその人なのである。感情移入度を高める要素としては
  • キャラの自然な動き。友人はポリポリしてる(ポリゴン臭いの意)というが、確かに止め絵はそうかもしれない(女性キャラの太ももを除く)。でも動きは割とリアルだと思う。三流所のゲームがなぜ安っぽく見えるかというと、ふんわりとした重力を感じさせない動きが原因だ。鉄拳には手足の重み、パンチの強さを感じることができる自然な動きがある。
  • 比較的簡単で自然なコマンドが、打つ快感を味合わせてくれる。対戦格闘って、要するにバーチャルな世界で人を殴りたいってことでしょ?
  • 濃い人物設定。
  • 鉄拳3では失われてしまった(鉄拳2が最高だった)熱いBGM などでしょうかね。

私のメインキャラであるレイ・ウーロンは要するにジャッキー・チェン演ずる酔拳である。レイ・ウーロンを操っている(じゃなかった、レイウーロンになっている)とき、中学生(だったかな?)の時に初めて映画で酔拳を見たときの感動がよみがえるのである。
私の評価 感性に合うようだったら買ってみて下さい。持っている友人はきっといるはずだから、借りるというのも手か。

97.12.25

タイトル

ARMORED CORE PROJECT PHANTASMA

機種 Play Station
メーカー FROM SOFTWARE
ゲームの内容 ロボット・アクション・シューティング
賞金稼ぎのAC(ロボット)のレイブン(操縦者)となり、さまざまなミッションの依頼を受け、金を稼いではACを改造し、新たなミッションに挑んでいく。
プレイ時間 20〜30時間。全ミッションをクリアしたところまで(アリーナでもう少し遊べそう)
今だに暇をみてやることがあります(98.7現在)
感想 基本的に前作と同じ。武装がちょっと増えて、ミッションの数が減った。ミッションが減った分、アリーナが追加されて、純粋に戦闘を楽しむ方向か。難易度は上がったかも。
前作がかなりバーチャロンの影響を受けていたのに対して、ストーリー的にはバーチャロンからは離れたかな?(前作にはSSに対抗した、PSでのバーチャロンという面もあったのかもしれないなあ。)バーチャロンよりも現実っぽい兵器が、格好良さで言えばバーチャロンを超えている。(ゲームとしてはバーチャロンが上だけど。もちろん)
前作と共通だが、このゲームの楽しみは、いかにミッションに合わせた装備で行くかをじっくり楽しむことにあると思う。ミッションをクリアするだけでなく、金を稼がないといけないので、弾代の節約や、損害を最小限に押さえるための、最適な武装の選択が必要となる。武装の選択さえ正しければ、操作はそれほど難しいことはない。

私の愛機は当然のごとく名前はAPHARMD、でもなぜか塗装は赤紫でしかも4本足。
あとはパルスライフルとソード、チェーンガンを中心にミッションに合わせて変えていた。アリーナでは初めのうち強力なビーム腕やチェーンガンで戦っていたが、途中で弾除けが必要になり、2本足の軽量級に変更。ミッションの最終面もしっかりした弾除けが必要なので、結局は軽い体に強力なミサイル+自動発射オプション、ガトリング腕の構成で、ピョンピョン飛んで逃げてはミサイルを打ち込み、スキを突いてガトリング連射という、バーチャロンで言えばバイパーに近い構成でクリアした。赤紫の塗装は偶然に正しかった。
アリーナがまだ途中なので、もう少し楽しめそう。
私の評価 買い。ただし1作目をやっていない場合は1作目の方をすすめる。

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